龍馬の精神を横浜の子ども達に伝えていくような活動をしたい!と口にはしていたけれど定例会では酒を飲んで大法螺をふいているだけだった横浜龍馬会ですが、横浜龍馬会の会員であり「ヨコハマ未来地図づくり100人委員会」の事務局長を務めている吉田さんから「小学生に龍馬の話を聞かせて、未来に夢を持てるような青少年教育を企画しているので手伝ってよ。」と話があり、みんな「龍馬の精神を伝える!もちろん手伝いますよ!」と即断即決、快諾しました。
龍馬について情熱を持って語れる人は橋本会長の右に出る人はいませんから、「未来の龍馬たちのために!」と講話をお願いし、高知から来ていただきました。
今回の事業は、市内のいろんな学校から集まった小学5・6年生100人と1泊2日の合宿で、「海で学んで、元気に遊ぼう」というテーマがあり帆船日本丸の見学も実施するというので、セールトレーニングで青少年教育の経験豊かな元「海星」ボランティアや、海と船が好きな横浜皆援隊にも協力してもらいました。

| 1日目の午前中は、11月末で気温も低い中、裸足になって帆船日本丸の甲板に水を流し椰子の実で洗う作業を体験。「わっしょい、わっしょい」と全員で掛け声をかけながらチームで同じ作業をすることを通じて連帯感を強めました。 |
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| 海で走ったら、また洗わなくちゃね・・・ |
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午後は横浜柴漁港で、あじ、さば、ひらめ、たい、さめ、たこ、いか・・・、普段はスーパーでパックされたものしか見る機会のない魚ですが、この日は水槽で泳いでいる魚を直接手でつかんで、小さなものにも命があることを実感。魚は子どもたちで放流しました。

夕方は橋本会長から「子ども達に大きな夢を」と題して坂本龍馬について講話。子ども達には合宿参加前に高知市教育委員会発行の「小・中学生のための坂本龍馬読本」を配布し、ご両親と一緒に読んできてもらいました。
「よばったれで泣き虫だったところが自分と一緒なのが龍馬に共感をもったきっかけ」と言う橋本会長に、小学生たちは「おねしょしないもん」とクスクス笑い。でも、みんな真剣に聞いていました。
どれくらい真剣に聞いていたのかは、その夜のグループディスカッションでわかりました。
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| みんなが横浜の龍馬になりますように。 |
ご両親も真剣に読まれたそうです。 |
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| 子どもたちが見た龍馬像は先入観がなく新鮮です。 |
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夕食後、10人1グループになって、グループディスカッションを実施。
「龍馬の好きなところ」をカードに各自3枚ずつ記入してグループ内で発表。
みんなはどんなところが好きだったのか、どんな意見が多かったのか、30枚のカードを子ども達で分類してまとめてもらいました。
「龍馬は剣術を極めたけれど人を切るために剣を抜いたことは一度もなかった。」「争いごとがきらいで、平和を愛していた。」「友達想いでみんなが仲良くいられるために一生懸命に考えて行動した。」「借金をしたけど日本のために使った。」など、学校の歴史教科書では学べない「龍馬の人間としての魅力」を見つけ出してくれました。 |
みんなの意見は模造紙に貼って、グループ全員で発表。
「龍馬という人間を知って、自分たちはどんな人になりたいと思った?」という質問に「人の役に立つ人間になりたい」「お母さんや友達を大切にする人になりたい」「借金をしても人のために使う」等々・・と答えてくれて、橋本会長が伝えたかった「人として大切なこと」が存分に伝わったように思います。 |
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| みんなしっかりと自分の意見を持っています! |
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| 新しい仲間との出会いの場をつくってくれるのも龍馬のおかげです。 |
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2日目は、午前中に横浜中央卸売市場でマグロの解体を見学して刺身にしていただき、あじの開きも作って食べました。午後からは横浜こども科学館を見学。移動のバスの中では交代で席を譲り合ったりして仲間を大切に思う「龍馬の精神」が宿ってくれたのかなと思いました。
2日間、結構目一杯のプログラムでしたが、この事業を実施するために見えないところでも多くの人たちが働いて支えてくれていることを、子ども達と一緒に学ぶことができた有意義な合宿でした。
研修センターを出発する間際、子ども達が坂本龍馬物語の本にみんなで寄せ書きをしている姿がとても印象的でした。
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(樋口記)